★石川県小松市の日本酒「神泉 SEVEN」
今回は、創業1860年(万延元年)から現在2020年(令和2年)まで日本酒を造り続けている石川県小松市の酒蔵「東酒造」の日本酒です。
およそ150年に渡って日本酒造りを続けてきた老舗酒造で、その中でも4つの石蔵は国有形文化財に指定され、さらに2016年には日本遺産にも登録された歴史と伝統があります。
「東酒造」が造られている日本酒の中で、限定酒を仕入れたので、そちらをご紹介したいと思います。
それでは、やっていこう!
【神泉 純米吟醸生酒 7−SEVEN−】
石川県の酒屋の中では、2店舗のみの販売をしている限定酒です。銘柄名のSEVENとは、7つの酒販店での限定販売、7代目当主が自信を持ってお勧めするお酒、7月に初リリース、ラッキー数字の7、という複数の意味を持っているます。
バナナとヨーグルトのような甘いさと乳製品のまろかなさ香り。味わいは、お米の甘みと旨味が甘い香りと一緒になってコクのある味に仕上がっています。程よい酸味が口中をスッキリさせて、飲み疲れがしない印象です。
原料米
山田錦
精米歩合
50%
アルコール分
15度
酵母
非公開(おそらく金沢酵母)
日本酒度
非公開
酸度
非公開
管理方法
10℃以下の温度変化が少なく、光の当たらない場所で保管。
★お刺身と一緒にマッチング
スッキリ飲めて、甘味がある風味とコクもしっかりある味わいの「神泉SEVEN」は、淡麗甘口な旨口の日本酒。
酸味と乳製品のような味わいが強いので、熱燗より冷酒の方が飲みやすいと思います。
マグロやブリ、白身魚のお刺身と一緒に食べれば、お酒のコクと風味が刺身の生臭さと消して、刺身の繊細な部分の味わいを感じることができるでしょう。